![イタリア](images/italy_2.gif)
イタリア
渡航時期:2003年3月
●ローマ
初の海外一人旅は見どころ満載のイタリアに決めました。ローマからミラノまで一週間かけて電車で北上していくルートです。ローマ観光の一日は、一生で最も距離を歩いた日かもしれないです。イタリア人に道を聞くと、英語が通じない、もしくは適当に言われるのどちらかが多かったのには、困りました…。
バチカンのシスティーナ礼拝堂に感動。あんなに大きな絵を壁に描けるなんて、もはや人間業とは思えません。歩いてパンテオンやナヴォーナ広場へ。ここで、ミサンガ詐欺に遭いました。話しかけられた一瞬のスキをつかれ、手にミサンガを巻かれます。そして、法外な料金を請求するのですが、「頼んでないから外せ」と強く主張したので、私は払わずにすみました。イタリアではフレンドリーに話しかけらる事がよくあって、ほとんどは善良な市民だと思うのですが、たまにこういった詐欺師もいるので、みなさんも気をつけてくださいね。
トレビの泉は、コイン投げ入れ禁止でした。
スペイン広場は、映画で見たそのままです。カフェ・グレコは有名人も通った老舗カフェ。ウエイターさんに写真のシャッターを押してくれと頼んだのに、別のウエイターが横に座ってきて、一緒に写ってきます。観光客の扱いに慣れてますよね。
真実の口に手を入れなくちゃ、ローマは語れません。けっこう並んでいました。
フォロ・ロマーノでシーザーが居たころからあった建物を前に、今自分が同じものを見ていることが不思議でなりませんでした。カピトリーニ美術館で、大量の大理石を見て、歩いてコロッセオまで行ったころ、日が暮れてきました。
●ボンペイ&ナポリ
二千年前の近代都市ポンペイは、火山噴火で一瞬で失われてしまった街。バー、パン屋、サウナなど、現在の街にあるような施設の後が発掘され、在りし日を思い起こさせます。
「ナポリを見て死ね」で知られるナポリ。夕日ならもっときれいなのかな…と、欲が出ている私はまだ死ねませんね。向かいの家の窓にロープを渡して道路の上に洗濯物を干す別名「パンツ通り」も見ました。
![ポンペイ](images/italy03.jpg)
●フィレンツェ
フィレンツェでは、気が付いたら皮のジャケットを買っていました。ドォウモや鐘楼に登って、ウフィツィ美術館。並びましたが、世界の宝にたくさん出会えました。ラファエロ自画像、聖母子像…。マリア様って、画家が思う理想の女性を描いたものだと思うと、いろんな画家のマリア様を見るのが楽しくなりました。アカデミア美術館で、ダビデ像。見飽きることがありません。メディッチ家礼拝堂でも、ミケランジェロのオンパレード。ピッティ宮からミケランジェロ広場まで歩いて、夕日に感動。トラットリアでビステッカを食べました。
ピサの斜塔は、本当に傾いていて、反対側からロープのようなもので引っ張られていました。
●ベネチア
うわさ通りの水上都市、ベネチアではメインの道が全て水路。水上バス(ゴンドラ)に乗って移動します。リアルト橋、美しすぎる。ずっと変わらない景色、これからも変わらないでいて欲しいです。向かいの小島からカナルグランデを臨み、ベネチア派の絵画にふれ、宮殿を見ながら、この街をとても気に入っていることを実感しました。
小道から仮面をかぶった人がひょっこり現れそうな、そんな雰囲気があるベネチアの夜。ちょうど誕生日だったので、レストランではワインをサービスして貰えました♪この日に買ったベネチアングラスのネックレスは、今でもあの日の感動を思い出させてくれます。
●ミラノ
ダヴィンチ作「最後の晩餐」は飾られている教会が閉まる月曜日だったため、見学できず。ミラノのドォウモに登り、思いつきで、スイスまで行ってみました。FOX TOWNでグッチやプラダのアウトレット品を買いました。
見逃した最後の晩餐を見る!また、イタリアに行く口実ができました。