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オーストリア
渡航時期:2001年3月
ドイツからまず向かったのはチロル州都インスブルック。せっかくなので、ケーブルカーに乗ってアルプスに登りました。頂上はスキー場になっていています。
アルペン動物園は、丘の中にあってたくさん歩くのですが、日本の動物園と違って広々していてお洒落でした。
デザートはやっぱり、ザッハトルテ。日本人には少々甘すぎるので、オプションのクリームをつけた方が吉。
高貴な気分になってからは、ハプスブルク家の王宮へ行きましょう。ここではマリア・テレジアやエリザベートの肖像画に出会えます。黄金の小屋根は小さいのでお見逃しなく。 世界遺産の街、ザルツブルクはミュージカル映画「サウンドオブミュージック」の舞台として知る人も多いのではないでしょうか。
観光馬車が至る所に停まっており、石畳の街に溶け込んだ景色が旅情を誘います。入場料や交通費がセットになったザルツブルクカードなるものがあるので買いました。エレベーターでメンヒスベルクの丘の登ればドームの見える街並み、ザルツァッハ川、ホーエンドザルツブルク城まで一望できます。栄える街に名河川はつきものだと、ヨーロッパの街では特に思います。
ケーブルカーでホーエンザルツブルク城に行き、オーディオガイドを使って内部を見学。城の裏手には、サウンドオブミュージックの撮影場所であるレオポルズクローン宮殿があります。
最後はモーツアルトの生家を見学。
オーストリアの食事では「NORTSEE(ノルトゼー)」というチェーンのシーフードレストランに行くことが多かったです。
ザルツブクルから電車で約2時間で、湖水地帯のザルツカンマーグートに行けます。ザンクト・ヴォルフガング湖の景色を楽しみました。 電車がウィーンに近づくにつれ人が増え、音楽の都ウィーンは想像以上の大都市でした。日本人観光客もたくさんいます。シェーンブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿、シュテファン寺院、国立歌劇場…。ヨーロッパ観光のハイライトですね。足が疲れたら、ドナウ川のほとりでまったりと。美しいものを目にした日は、夕日を眺めながら考えることにも、夢がありました。
夜は庶民的なワイン酒場のホイリゲへ。日本語メニューがあるホイリゲもあります。
翌日は王宮の宝物館、時計博物館を見てからウィーンの森へ。カーレンベルクの丘からはウィーンの街がよく見えます。グリンティングでベートーベンの散歩道も歩いてみました。この地区に、ベートーベンの家もあります。
ここウィーンで私がはまったのは、アールヌーボーの建築家「フンデルト・ヴァッサー」。フンデルト・ヴァッサーハウスやシュピッテラウ焼却場の愉快な形は見飽きることがなく、ベタンダや屋上から植物が生い茂る不思議な感覚に衝撃を受け、帰国後も彼に関する図版を好んで目にしていました。