
ドイツ
渡航時期:2001年3月
子供の頃教科書で、ノイシュバンシュタイン城を見てから憧れ続け、大人になったら絶対に行こうと決めていたドイツ。夢が叶ったのは大学2年生の春休みのことでした。この旅行のために、第二外国語でドイツ語を勉強していたくらいです。実際、ドイツ人は英語が堪能で、あまり使う機会はありまでんでしたが…。 まずはフランクフルト空港からハイデルベルクへ。学生の街と言われるハイデルベルクは、その古城が観光客を歓迎してくれます。城から見るネッカー川に架かる古い橋、その先に続くオレンジ屋根の旧市街の街並み。この景色ほど、中世ヨーロッパという言葉がはまる眺めを私は知りません。
車好きには、シュトゥットガルトのベンツ博物館がおすすめ。ドイツ南部の旅の拠点、ミュンヘンには観光スポットが目白押し。アルテ・ピナコーテク美術館ではドイツ人画家をはじめ、ルーベンスが充実していました。必見スポットは、レジデンツ博物館と宝物館。宮殿内部の豪華な室内装飾には、ため息が出ます。ちょっと真似できない技術力を見せつけられます。
ミュンヘンの夜は、ヒトラーが演説したことで知られるビアホール「ホフブロイハウス」でビールを飲みました。ドイツではビールを注文すると、水よりも安いんですね。
そして、ドイツは街ごとにビールとソーセージを開発しているので、都市を巡る旅の夜は楽しみが尽きません!
いよいよ、城のあるフュッセンへ。雪の中にそびえる、その城を見たとき、感激で涙が出るほどでした。 城内も豪華で期待以上。撮影スポットのマリエン橋からの眺めは、完璧な美しさでした。
雪が深いのに遠くから城を見ることに熱中しすぎて、腰の高さまで雪が積もる場所に迷い込んでしまいました。あわや遭難?しかけましたが、根性を見せて何とか無事に城まで戻れました!整備されていない道に入ってはいけないのは、どの国も一緒です。
オーストリアのウィーンからドイツに再入国して、ニュルンベルクに入りました。小じんまりして、中世の雰囲気が残る街です。この街で入った切り絵屋さんがかわいくて、いくつか購入。今でも部屋に飾っています。マイン川沿いに建つレストランでウィンナーシュニッツェル(カツレツ)を食べました。
ロマンチック街道始点の街ヴェルツブルグへは、人生初の食堂車での食事を体験。ドイツ旅行はやっぱり鉄道がいいなと思いますね。ICEは時間通りで快適です。飼い犬や自転車も一緒に乗れることが日本の電車との違いでしょうか。ヴェルツブルグでマリエン要塞を見学して、フランクフルトに戻りました。